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藤巻舎人 脳内ワールド

藤巻舎人の小説ワールドへようこそ! 18歳以下の人は見ないでネ

   

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題名の無い物語

   5 ざわついた教室



 太一に急かされながら、音楽が聞こえる方に行ってみる。どうやら人の流れもそこへ向かっているようだった。次第に音の輪郭がはっきりしてくる。校舎の棟と棟を繋ぐ渡り廊下の下をくぐると、中庭に出た。そして生徒専用昇降口の前で、ブラスバンド部らしい生徒たちが、楽器を持ち、パイプ椅子に座り、少し前に流行ったポップ・ナンバーを演奏していた。おそらく新入生の歓迎のためだろう。
 それにしても、イマイチな演奏だ。どうしてもモサく聞こえて仕方がない。剣之介は両腕を抱いて、ブルっと身震いをした。
 しかし、そんな中で、ドラムの音は、異彩を放っていた。
 あのドラム、上手いな・・・。メガネをかけた、サラっとした黒髪、ドラマーにしては華奢な体格。二年、いや三年生か?
 なんでもない、というかどうしようもない演奏でも、ドラムのプレイは異質だった。さりげないハイハットのきざみ、スネアへのアタック、バスドラのタイミング、どれをとっても何か粋なノリを感じさせた。
 へぇ、結構やるじゃん。


 ドラムのプレイを注視して、立ち止まっていると、太一が声をかけてきた。
「なぁ、ケンちゃんって、ドラム好きなん? ていうかドラム叩くのが?」
「ん? ああ・・・。ってそういえば太一、おまえ」
 さっきバチがどうのって言ってたような・・・。
「あ、もう時間ねえよ? はやぐ校舎に入んねぇど!」
 慌てた太一は急いで昇降口へ剣之介を引っ張っていった。
 フゥ、あぶねぇあぶねぇ。


 クラスが違うので、太一とは廊下で別れ、剣之介は一人、教室に入った。なんだか久しぶりに一人になった気分だった。引越しからずっと、二人でだけで生活していたから、こんなふうに同年代の人間が沢山いるのは、不思議な感じがした。
 黒板に貼りだされていた座席表を見て、自分の席につく。剣之介の席は、窓際から二列目の一番後ろ。右側は女子だが、男子の方が数が多いためか、左の窓際の列は男子だった。ということで、剣之介の隣は、右は女子で、左は男子となっていた。
 なんか鬱陶しいなぁ。
 剣之介はチラリと窓際の男子を見る。アイウエオ順の最後だから、多分名前は『渡辺』とかだろうな。そして坊主頭。もしかして太一と同じ野球部なのか? まぁ、どうでもいいや。


 教室のなかは、微妙なざわつきだった。まだ、大抵の人間の顔を知らず、かといってただ黙って席に座っているのも我慢出来ず、皆、こそこそと隣や前後の人間に話しかけては黙る、の繰り返しだった。中には知った者同士や、違うクラスから訪ねてきた友達と話しているのもいたが、それは少数だった。
 そのうち、担任の先生らしい男が入ってきて、式が始まるから、体育館へ、という指示が出され、皆それに従った。
 そして、退屈な入学式が始まった。
 薄ら寒い広い体育館んの中、所々で石油ストーブが焚かれ、灯油の匂いが立ち込め、パイプ椅子が並び、後ろの方には、親たちが控えていた。
 剣之介は寒いのにイラつきながらも、終始居眠りしていた。
 下らないんだよ、こういう見世物は。
 式の途中、何度か起立しなければならない場面があって、その度に起こされ、また眠りにつくの繰り返しで、結局機嫌は悪くなる一方だった。


 式がようやく終わり、冷えた体で寒い廊下を歩きながら、また更に寒い教室に戻った。
 いったい何なんだ? この寒さは。もう四月だぞ?
 イライラしながら席についた。教室は、皆多少慣れてきたのか、さっきよりもざわついたものになっていた。そんなことお構いナシに、剣之介は両手を制服のポケットに突っ込み、椅子にもたれ、眠ろうとした。
「なぁ、おまえ何中?」
 不意に、隣の坊主頭が訊いてきた。
 ウゼエ、俺は今眠いんだ、話しかけんな、とすぐに思った。それに横浜の中学の名前を出しても、知るわけないだろう。そう思うとますます面倒に思われた。
「あぁ、俺、県外から来たから、知らないとおもうよ」
「へぇ、どこ? なんかの推薦?」
 あれ、喰いついてきちゃったよ。厄介だ。それにココの連中ときたら、言葉の訛りはあまり無いくせに、発音が微妙に訛ってる。だから標準語なのに変なイントネーションで話されると、妙に聞き取りずらく、イライラしてくる。それでいくと、言葉も訛っている太一は、まだイイ方だった。
「どうでもいいじゃん。俺、寝るから、邪魔しないで」
 そう言って剣之介は机につっぷした。


「なんだよソレ? オイ、無視すんなよ」
 ハッキリと拒絶したのに、まだ坊主頭は話しかけてきた。
 まったく太一といい、コイツといい、ココの連中は、みんなこんなにしつこい奴らばかりなのか?
「ウルセエ、話しかけんな」
 机に伏せたまま、剣之介は答えた。
「ぅんだと? コラ、起きろ」
 坊主頭が軽く椅子を蹴ってくる。
「バカ、死ね」
 剣之介も、寝たまま隣の椅子を蹴る。
「おまえが死ね」
「オイ、いい加減に・・・」
 我慢の限界がきて、剣之介が机からがばっと体を起こし、坊主頭と向き合った。
 この野郎、と胸ぐらつかんでやろうかと思ったら、相手はなんだか違う方向を凝視していた。教室の入り口の方・・・。そちらから、今では聞き慣れた、そしてこの学校で唯一であろう知っている声が聞こえてきた。思わずそっちを振り返った瞬間、しまったと剣之介は思った。


「おお~!! ケンちゃんここに居た! お~い!」
 ざわめきが大きくなり始めた教室で、太一の声が届く。教室の入り口で、背伸びをして手を振る太一。
「ケンちゃ~ん、無視すんなって。聞こえてんだろ~! お~い!」
「う、うるせえ!!」これ以上無視していると、歯止めが利かなくなると思い、仕方なく答える。「バカ! 名前呼ぶな!」
「なんだよ、せっかく様子見にきてやったのに~」
「頼んでねぇだろ! 帰れ!」
「あ、そうだ、それで思い出したげど、オレ、部活あるがら、一緒にかえれねぇがら! ゴメンな」
「ウルセェよ! おまえがどうでも、最初から俺は一人で帰るつもりだ!」
 その辺りから、クラスの大半がこのやりとりに耳を傾け始めていた。
 うう、早くこの会話を打ち切りたい。剣之介はその気配を感じ、焦り始めた。
「ああ、それがら・・・」
「もうイイ!、あとは帰ってからにしろ!」
「今言っておがないど」
「なんだよ!」
「俺、今日の晩飯はハンバーグ希望!!」
「バ~カ! 今日は肉の特売日じゃねぇんだよ! 明日だ明日ぁ、あ、あ、・・・アレ?」
 いつの間にか教室はシンと静まり返り、誰もが剣之介と太一の会話に注目していた。
 『え? なに? あとは帰ってからにしろ?』
 『あいつら一緒に住んでんのか?』
 『肉の特売日って、あの人が奥さん役?』
 『てことは、あっちが旦那か?』
 そんな囁き合いが聞こえてくる。
「わがった! じゃあ、ハンバーグは明日な! 今夜はケンちゃんにまがせる!!」
 太一はニカッと笑い、もう一度大きく手を振って、廊下へ姿を消した。
 途端に教室がざわめき出す。それまで以上に。


 うわ、うわ、うわ! ナンダヨコレ! 俺、いつものノリで、アホなこと言っちゃったよ!!
 剣之介は、顔を真っ赤にして、変な汗がダラダラと流れ落ちていくのをそのままに、自分の席で固まっていた。

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真夏日(11)




「ハァハァハァ、あ、浅見ぃ、もう勘弁してくれよぉ~」
 淡い月明かりの闇でも、先輩の糸目の端に、涙が浮かんでいるのがわかった。
 へへへ、もう一息かな?


 ヌルヌルの亀頭を捏ねる。
「あぁ・・・、ハァ、、、ハァ、、、」
 すると更に大量の蜜があふれ出してきて、先輩は小刻みに体を震わせる。もう完全に俺の手の動きの思うがままだ。
「先輩」俺は耳元で熱く囁く。「ホラ、さっきみたいに声出して。お風呂のときみたいに、お母さんに聞こえるくらいに」
「ば、バカ! だから言うなって! あぁん、そういうことぉ・・・」
「ほ~ら、こんなにべとべとですよ?」くちゅくちゅと扱いてやる。途端、先輩は体を緊張させる。「いっつも、こんなふうにオナニーしてるんすか?」
「バカ・・・、だからぁ・・ハァハァ」
 乳首を押し潰すように強く刺激してやる。
「んんん~」
「いつも、乳首いじって、あんあん言ってるんすか?」
 えへへ、それは俺なんだけど、今はエビ先輩をせめてるんだからな、はったりでもなんでもいいから、言ってみる。


 もうほとんど勃起したチンコの全体が欲蜜でヌレヌレだった。まさに欲情したチンコそのものといった感じ。あとちょっと強い刺激を与えれば、たちまち爆発してしまうところまできていた。俺はそれを上手くコントロールして、焦らしに焦らし、いかないように寸止めしていた。
「あ、浅見ぃ、、、オレ、、、」
「なんすか? 先輩」
 もう直接亀頭には触れず、タマやサオを優しく撫でるだけの刺激しか与えていなかった。それだけでも、蜜はあふれてくる。先輩、ほんと惚れ惚れするくらい、いやらしいチンコだよ♪
「オレ、、、もう、、、」
「ん?」
「オレ、もう、イキたい・・・」
 先輩は、もうこれでもかっていうほど顔を赤くして、目を細くして、後ろにいる俺に呟きかけてきた。
「ダ~メ~です」
「そ、そんなぁ」
「もっと声聞かせてください。お母さんに聞こえるように」
「だから、そんなの嫌だよぉ」
 既に口調が変わっていた。その捨て犬みたいな愛くるしい、甘えた声が、俺を堪らなく興奮させる。
「近所のみなさんに聞こえるように、ホラ、気持ちイイよ~って」
「浅見ぃ、そんな、言えないよぉ」
「言わないと、このままイカせないすよ?」
 そう言って、ぬめった亀頭を軽く撫でる。
「あぁんん、、、」


「頼むからぁ、オレ、もう、もう、、、」
 そこで一瞬先輩の顔がくしゃっと歪んで、細い目の端から、大粒の涙がこぼれ落ちた。
「オレ、オレ、ウエッ、ヒッ」
 とうとう嗚咽を漏らして泣き始めた。
 きたよきたよ、とうとうキタよ!! コレコレ、この顔、この涙がみたかったんだよ!!
「あ~ん、先輩、泣かないで」俺は耳の後ろにチュッと唇を押し付けてやる。「イイ子でいたから、イカせてあげます♪」
「そんなふう、いうなよ~」
 もうかなり泣きが入っている。鼻声で、ズルズルいっている。
「だから、泣かないで。いま気持ちよくしてあげますから」
 俺は先輩の下を脱がし、チンコを露わにする。もあっと蒸れた匂いが立ち昇ってくる。


「ホラ、いっぱい出して下さいネ、先輩」
 サオから亀頭にかけて、大きなモーションで扱きあげる。蜜は十分だから、かなり気持ちいいはずだ。
「あ、あ、あ、・・・」
 同時に乳首もグリグリといだぶってやる。
「だ、ダメだ、浅見、で、出る!」
「何言ってんすか? 出したいんでしょ?」
「だ、け、、、ど、あぁ! あぁ!」
 なんだかよく分からないけど、どうやら逃げ出したいほど気持ちイイらしい。先輩の腰が引けてくる。そうなると、ますます扱きを激しくしてしまう。
「あっ、あぅ、ヤバイ、マジでヤバイ! 浅見!」
「ヤバイって何が? ホラ、気持ちよくイッテください!」
 お互い、大声になるギリギリの囁き声。
「ああ! だめだって、くぅぅぅ、あああ!!」



 本当に、あふれ出すという表現がぴったりくるくらい、先輩は白濁とした精子を、ドクドクと吐き出た。イク瞬間は、まるで殴られたかのように体を硬くし、チンコを扱く俺の手をぎゅっと強く握ってきた。しがみつくみたいに、そうしていないと、意識が消えてしまうといった感じで。
 そして、お互い、出すものを出し切ったよいうような、憔悴に包まれていた。俺たちはしばらく、ハァハァと息を荒げ、月明かりが射し込む薄闇の部屋で、布団の上にならんで横たわっていた。





真夏日(10)

「先に風呂、あがっててくれ」
 海老沢正人先輩は、俺にそう言った。ちょっと凹んだ感じで。
「は、ハイ・・・」
 俺は素直に従い、風呂を出た。脱衣所で、体を拭き、先輩が用意してくれたパジャマを着て、二階へ上がった。そして蛍光灯をつけたまま、ベッドにもぐり込む。ベッドの下に、布団が敷いてあったけど、そんなの無視無視。
 ああ、先輩、マジで怒っちゃったかなぁ。なにせ自分の母親のすぐそばで、チンポしゃぶられちゃぁ、かなりショックかなぁ。だけど、見られた訳じゃないし。でも、やっぱ嫌なものかもな~、う~ん。
 俺が、ああでもない、こうでもないと頭を悩ましていると、階段を上がってくる足音が聞こえてきた。


 ドアを開けて、先輩が部屋に入ってきた。
「先輩、お先です!」
「ああ、じゃあ、寝るか」
「ええ? もう寝ちゃうんですか?」
「うん、なんか疲れた、オレ」
 先輩はそう言うと、電気のスイッチを切った。
「クーラーも切るぞ。窓開けてた方が、涼しいから」
「ハイ・・・」
 開け放たれた窓、網戸を通して、月明かりがサッと入り込んでくる。遠くから、カエルの鳴き声が聞こえる。雨は止んで、いつのまにか雲が切れたようだった。
 真夏の夜の匂いが、薄闇の中で、濃さを増していく。それは情熱的で、官能的で、俺の理性を狂わせ、欲望を煽った。


 俺はベッドを抜け出し、下で横になっている先輩の背後に降りた。タオルケットだけをかけた先輩の背中に、ぴったりと体をくっつける。
「先輩・・・」
 うなじのあたりから、耳元に向かって囁く。後ろから腕を廻して、先輩の体をぎゅっと抱き締めた。
「わ、あ、浅見!」
「先輩、一緒に寝ましょうよ」
「バカ、暑苦しい」
 先輩は肩越しに首をひねり、小声で言う。
「そんなぁ、えっちぃことした仲じゃないすか」
「あれは、おまえが・・・」
「俺、先輩が好きです」
「な・・・」
「先輩は、俺のこと嫌いですか?」
「そういう訳じゃぁ・・・」
「俺、あんなことしたの、初めてなんですよ?」
「お、オレだってされたの初めてだよ」
「俺に、あんなことされたくて、誘ったんでしょ?」
 抱き締めていた手を、先輩の股間に持っていく。
「何言って・・・あっ」
 パジャマ越しに、大きい膨らみを握る。先輩は、思わず腰を引く。すると、俺の股間に尻が押し付けられる。


「あれあれあれぇ? 先輩の、また大きくなってますよ?」俺は先輩の股間を揉みほぐす。「さっき出したばっかりじゃないすかぁ?」
「あぁぁ、、、んん」
「なんとか言ってくださいよ、先輩」
 そう背後から囁き、耳たぶを甘く噛んでやった。
「んぁんん!」
 体を大きく震わせ、悲鳴に近い喘ぎ声を上げる先輩。その拍子に、チンコもビクンと跳ねた。
「先輩のその声、最高にエロいっすよ?」耳を舐めながら、言葉で責めてみる。「やらしぃなぁ、先輩。もっと聞かせてくださいよ、その声」
「そんなぁ、、、はぁうっ」
 身悶えし、時にかたく硬直させる先輩の体。
「それそれ♪ だけど、あんまり大きな声で喘ぐと、お母さんに聞こえちゃいますよ?」
「ば、バカ、、、あぁ!」
 パジャマの上からチンポを扱き、そして中に手を入れて、盛り上がった胸に勃つ、乳首をコリコリと刺激してやる。先輩は、もうそれ以上喘ぎ声が漏れないように、枕に顔を押し付けて、必死で堪えている。
「ん~、ん~」
 枕から、くぐもった喘ぎが聞こえる。その耐えている様子が、俺をさらに興奮させた。


腹の辺りから手を突っ込み、直にチンコをつかむ。熱く蒸れた中で、先輩のチンコはべとべとに濡れていた。
「んんんん~~!」
 枕に押し付けた口から、声が漏れる。
 まだ我慢してるのか。だったらこれはどうだ? 俺は先輩の乳首を強くつねってみる。
「んん~はぁぁ!」
 堪らず顔をずらし、生の声が響いた。
「ハァハァハァ、あ、浅見ぃ、もう勘弁してくれよぉ~」
 淡い月明かりの闇でも、先輩の目の端に、涙が浮かんでいるのがわかった。
 へへへ、もう一息かな?

真夏日(9)


『ガチャン』
 と折りたたみ式のドアが開き、ガチっていうより、少しムチっとした、日焼け跡がエロい先輩が、股間をタオルで隠して入ってきた。


 先輩は黙ってプラスチックのお風呂椅子に腰掛け、風呂オケにお湯を溜めて、かけ流し始めた。
 あわわわ、目の前に、裸の先輩。プールとは違う、リアル裸。腋毛が見える。乳首が見える。小麦色の肌を流れ落ちる水滴が、なまめかしい。そしてタオルで隠された股間。上のほうに薄っすらと見える陰毛。
 もう、ヤバイ。抑えるどころか、痛いくらいに勃起してる。頭がジンジンする。湯気で溢れる風呂場が、ぐわんぐわんと揺れている。


「浅見ぃ、まだ頭洗ってないだろ? 先に洗えよ。交代しよ」
「・・・・・・」
「浅見?」
「・・・・・・・」
「ど、どうした? おまえ、なんか顔が・・・」
 腰にタオルを巻いた先輩が立ち上がった。
 俺は湯船からザバッと飛び出し、先輩を壁に押し付けた。
「先輩! こ、これってなんなんすか? 誘ってるんすか?」
「あ、あさ・・・」
 俺は一気にまくし立てる。
「先輩エロ過ぎですよ、ダメっすよ、我慢できねぇすよ。先輩が悪いんですよ? 一緒に風呂入ろうなんて。もう、止めらんねぇすよ?」


 腰に巻かれていたタオルを、俺は乱暴に剥ぎ取る。半勃ちなのか、これが通常なのか、先輩のチンポはふてぶてしいデカさで、でろんとぶら下がっている。先輩は俺の脈打つチンポと自分のモノを見比べるように視線を交互に移す。すると先輩のものがムクムクと、本当にそんな音が聞こえてきそうなほどに生々しく、太さと角度を増していくのがわかった。
 先輩は、細い糸目を更に細め、苦しいように眉間にシワを寄せた。

 ハァ、ハァ、ハァ・・・。


 お互いの熱く荒い息遣いが響く。
「先輩が悪いんすよ」
 俺は言い訳するように低く呟き、しゃがみ込んで、まだ柔らかさを残す先輩のチンポを右手で握り、仮性の包皮を引き下ろし、ツヤのある真っ赤な亀頭を露わにすると、迷わず口に頬張った。
「はぁぁっ・・・」
 か弱い悲鳴と共に、先輩は大きく後ろにのけ反った。
 俺はなにもかもが初めてで、もう無我夢中で、それこそ先輩のチンポをホントに呑み込んでしまうほどに、激しく欲しがった。右手で肉茎の根元を押さえ、左手は先輩の尻肉を鷲掴みにして、引ける腰を逃がさないように押さえた。
「あっ、あっ、浅見・・・、そんな、そんなにしたら・・・」


 裏筋辺りを舌先でぐにぐに責めてやる。大き目の亀頭を上唇でまんべんなく撫でる。同時にタマ袋を揉みほぐす。袋の中で二つのタマが遊びまわる。先輩の腰が、貪欲そうに前後に動く。俺を、欲しがってる。
「あぁ、んん~、んん~ん」
 まるで仔犬みたいな喘ぎ声を漏らす先輩。俺はチラリと上を見る。そこには糸目をこれ以上ないくらいトロンとさせて、口をいやらしく半分開いた先輩の顔があった。うわっ、スゲーかわいくてエロい!! 俺、こんな顔、こんな顔させたかったんだよ、先輩に! ああ、もっといやらしく乱してやりてぇ!!
 俺は肉棒を愛撫しながら口を下に滑らし、タマ袋を直接レロレロと舐め上げる。同時にチンポを強く握ると、先割れから、大量の蜜が溢れ出してきた。


「あっ、浅見、浅見・・・」
 先輩は腰を引いてせつなげに俺の名前を呼ぶ。俺はむっちりとした太腿に腕をまわし、逃げるタマ袋を追って、口に含んで転がす。先輩は堪らず俺の頭を手で押さえ、引き離そうとするけど、力が入るはずもない。むしろその抵抗が責める気持ちに火を灯す。
「あぁ、オレ、オレ、もう・・・」
 先輩はそう呟いて湯気で曇る天井を仰ぎ見る。ボコっと突き出た喉仏がセクシーだ。
「先輩、気持ちイイすか?」
 チンポを焦らすようにゆっくりと扱き上げながら、俺は問い詰める。
「ええ・・・」
 言葉を濁し、開いているか閉じているか分からない目で、おれを朦朧と見下ろす先輩。
「こんなに濡らしちゃって♪」
「そ、それは・・・浅見が・・・」
「俺のせいですか?」
 そこで俺は先輩の濡れそぼった亀頭を掌でこねくり回した。
「ああ! それは! ダメっ!・・・!」
 ビクンと一瞬腰が跳ねる。だけど後ろは壁で、それ以上退けない。俺はさらに亀頭を責める。
「あっ、浅見! 頼むから! それはっっ」
 先輩は耐え切れず腰を曲げて、俺の上に覆いかぶさってきた。
 えへへ、なんか俺の手の動き次第で、先輩を操ってる感じ。あのカワイイ先輩が、俺の手でどんどんエロくなってく、俺に懇願している、すげぇ楽しい!


 そこで脱衣所に誰かが入ってくる気配がした。俺たちの動きは一瞬止まる。
「ねぇ、正人ぉ」
 は、母上の声だ!!
「いつまで入ってるの?」
「ああ! いま・・・あん」
 先輩が答えようとしたその隙に、俺はイタズラ心で、先輩の未だギンギンのチンポを咥え込んだ。
「バカ・・・ヤメロ・・・」
 小声で必死に抵抗する先輩がまたさらにカワイくて、俺は無視して激しく頭を前後させる。
「あぁ・・・くはぁ・・・」
 なんとか喘ぎを噛み殺そうとする先輩。快感とのせめぎ合いの顔が、最高にエロい!
「ねぇ、正人ぉ、聞いてる?」
「はぁ!・・・あん」
「ちょっと、小学生じゃないんだから、お風呂で二人して遊ばないでよ?」
 あまり激しくしゃぶり上げるので、いやらしい音が響きだす。先輩は咄嗟にシャワーをひねってお湯を出した。
「わ、わかったから、んん・・・」
「あら、パジャマとか出してあげたの?」
「んん、んん・・・」
「二階にお布団あったかしら?」
「あん、あった・・・あぁ」
 先輩がかなり本気で抵抗しだした。もうそろそろ限界が近いようだった。この辺で勘弁してやるか、と思ったけど、先輩の緊張と気持ちよさと拒否と哀願と欲望とその他諸々が入り混じった表情を見たら、もっと責めたくなった、もっと追い込んで、複雑な顔をさせたくなった、最後までイカせたくなった。
 俺は激しくしゃぶり、肉棒を扱いた。


「わかった? 早くあがってよ?」
 カリのカサの部分を引っ掛けて、強くしゃぶる。
「あぁ、うん、うん」
「ちゃんとわかってる?」
 逞しい胸筋に手を伸ばし、ツンと勃った肉豆を指先で摘む。
「ひゃ、は、ハヤク!」
「のぼせないでよ?」
「だ、ダイジョブ・・・」
 そして脱衣所にドアが閉まる気配がしたと同時に、先輩の顔が歪み、 
「ああ! 浅見!! ダメ!!」
「うひゃ!」
 びゅっ、びゅっ、と白濁の液が飛ぶ度に、先輩は体を大きく震わせた。「あぁ、あぁ、あぁ・・・」


「えへへ、先輩、どうでした?」
「浅見、このバカヤロウ!」
 ええ?? ヤバ、やり過ぎたか? 怒ってる? と思って恐る恐る見上げた。そしたら、先輩は意外にも、泣いていた。涙をボロボロとその細い目から流して、鼻水を垂らして、本気で泣いていた。
「浅見ぃ、おれ、もうホントつらくて、苦しかったんだぞぉ。げど、気持ちよくて、おまえもやめネェし、オレ、もうホント訳わかんなくなって、だから、つらくて、気持ちよくて、ああぁぁ~、どうしてくれんだよぉ~」
 立ち膝の俺の胸に抱きつき、激しくしゃくり上げる先輩。日に焼けた広い背中が、すご愛おしく思えた。
「ゴメンね、先輩。俺、やり過ぎたよ、だからホラ、もう泣かないで・・・」
 そう言って、綺麗な肌の背中を撫でてやる。
 やり過ぎた、と反省し、罪悪感に包まれながらも、あの先輩を泣かせたというゾクゾクする快感と興奮が、ふつふつと湧き上がってきていた。
 この人を、もっと泣かせてぇぇ!!


真夏日(8)

「先輩、俺と一緒に寝たいんすか?」
「ば、ば、バカ・・・」
 海老沢正人先輩は、テレビの棚に背中をぴたっとくっつけ、両手を床につき、膝を立てて、真っ赤な顔をうつむかせた。


 アレレ? ヤバイかな? やり過ぎかな? ていうかこれからどうすればイイ? どこに持ってけばイイ? わかんねぇや。なんも計画なんてあったもんじゃないし、そもそも俺、こういうの初めてだし・・・。
 けど、引っ込みがつかない。


「い、イヤだなぁ先輩、そんなに寝たいなら言ってくれればイイのに~。さ、ココ、どうぞ、遠慮無く♪」
 俺はササっとベッドの端に寄って、空間をあけた。ちょっと冗談っぽくなるように間の抜けた声で。
「あ、浅見・・・」
 あららら? なんか先輩の糸目が心なしか潤んでいるような??
 か、か、カワイイ!! ああ、もうなんかブチ切れそうなんですけど。それってなんかいろいろとOKな感じなんですか? 飛びついてがぶっと食べちゃいたい♪
「せ・・・せんぱ・・」
「ねえ、正人ぉ~!」そこで突然、階下から母上の甲高い声が聞こえてきた。「お風呂、二人で先に入っちゃいなさい!」
 一瞬固まる二人。
「ねえ、聞こえてる?」
「う、う~ん」やっとのことで金縛りが解けたみたいに先輩が返した。「聞こえてる。入るって!」
「そう。早くね~!」


 ドアの方を向いて声を上げていた先輩が向き直る。俺と視線が合わさる。俺はベッドに寝そべったまま、先輩のまだ赤い顔を見つめる。
 キタキタキタ==!!!! お約束モエ・イベント来た==!!
 お・ふ・ろ♪
 あ、けど一般家庭のお風呂だからなぁ、別々に入るのか。
「浅見、じゃあ下に」
「あ、はい」
「二人で入るか、風呂」
「はい」
 俺は半勃ちのチンコをばれないようにかばいながら、ベッドから降りた。・・・・んん? 今、なんか、え? 二人で??
「階段下りて、左のすぐだから、風呂。先に入っててくれ」
「・・・」
「タオルとかパジャマとか用意したら、オレもすぐ入るから」


 俺は何も言えないまま、部屋を出て階段を下りた。
 え?え?え? 二人? 二人でマジ風呂入るの?
 すげぇよ、すげぇよ! けど・・・、俺、理性を保てるだろうか。完全に勃起しちゃうんじゃないだろか。
 ええ~い、ままよ! どうにでもなれ!
 勃起しちまったら見せ付けてやれ!
 そしてそのまま先輩のモノも・・・!! 


 脱衣所でTシャツとジャージとパンツを脱ぎ、カゴの中に放り込む。
 あ~のぉ~、なんかもうガチガチに勃起してるんですけど。
 先っちょ濡れてるんですけど。ここで扱きたいくらいなんですけど。しかしそれはぐっと堪える。頭まで爆発寸前ですよ、コレ。
 体をお湯で流して、シャワーを浴びる。なんかわかんないケド、一応体の隅々まで洗っとく。
「浅見ぃ、ここに着替えとタオル、おいとくぞ」
「あ、は~い」
 って、ホントに先輩、服を脱ぎだしているし!! ドアのすりガラス越しに、その姿が見える。
 え、ちょ、ちょっと待ってよ! 俺は慌てて湯船に飛び込んだ。
 もしかして先輩はとんでもないドSだったりして! 俺に裸を見せるだけ見せて、我慢してる俺を見て楽しむつもりだったりして! そんなだったら、そんなだったら、俺、俺・・・。
『ガチャン』
 と折りたたみ式のドアが開き、ガチっていうより、少しムチっとした、日焼け跡がエロい先輩が、股間をタオルで隠して入ってきた。


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プロフィール

HN:
藤巻舎人
性別:
男性
趣味:
読書 ドラム 映画
自己紹介:
藤巻舎人(フジマキ トネリ)です。
ゲイです。
なので、小説の内容もおのずとそれ系の方向へ。
肌に合わない方はご遠慮下さい。一応18禁だす。

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