『県立男子高校の日常』
【綿貫コウヘイ】
「ハァ、ハァ、あうっ、あんっ、コーチ・・・」
平日の午前中、窓にはカーテンが引かれた野球部の更衣室。隙間なく並べられた金属製のロッカー、まるで空間そのものにこびり付いたように漂う、汗と男の臭気。静かに、くぐもった、なんとか抑えようと試みてはいるが、どうしても漏れてしまう喘ぎ声が響く。
壁際に据えられたパイプ椅子に崩れそうにもたれ、左脚をたて、太く毛深い腿を淫らに開き、陰部を曝け出す、全裸の綿貫コウヘイ。その浅黒い肌に薄っすら光る汗を浮かべ、ヘソにまで伸びる陰毛を、ガマン汁で濡らしている。
「コーチ、ハァ、ハァ、もう、マジで、オレ・・・んんっ!」
「なんだ、もうギブか?」
「だって、オレ、オレ・・・」
目をつむり、苦悶の表情で哀願する綿貫。情けなく口を開き、荒い息のせいで中はもうからからに乾いている。既に、二十分以上も内腿やアナルやタマ袋を舐められ、剥き出しになった真っ赤な亀頭を指や掌でねぶられ、鈴口を指先で責めれ、かり首をなぞれっぱなしだった。
限界なんてとっくに超えていた。この快感の地獄から開放されるなら、どんな屈辱的な命令にでも従うつもりになっていた。既に快楽の奴隷だった。もう、抜け出すことは出来ない。
「まだまだ我慢出来るだろぅ」
上下のジャージ姿の江藤ツカサは、しゃがんで綿貫の股間に顔を埋め、左手でぬめった亀頭を弄び、右手で内腿を摩りながら、さっきまで口に含んでいたでっかいタマ袋を吐き出し、責めるように囁いた。
「オレ、あぁぁぁ・・・、くぅ、つ、次の授業がぁああっ!」
江藤は両手をむっちりとした胸にに伸ばし、綿貫の餅かゴムみたいな弾性のある乳首を摘んだ。そして楽しむかのように引っ張る。
「綿貫ぃ、おまえの乳首はいじり甲斐があるなぁ」
「あんんっ・・・はぁん!」
綿貫は思わず大きな叫び声を上げそうになるのを必死で抑え込んだ。
ビクンビクンと脈動するチンポから、更にガマン汁が溢れ出る。
「おまえはホントにいやらしいチンポ持ってるなぁ」
江藤は綿貫の両乳首をグニグニといじりながら、腹を打つチンポを咥え込んだ。
「はぁぁん! コーチ、オレ、イク!」
そんな声を無視して、江藤は激しくストロークを繰り返す。じゅるじゅる、ぬぽっずぽっ、とわざと大きな濡れた音をたてながら。
「あああっ! イイ、ハァ、ハァ、気持ちイイっす、イク、いっちゃう!」
左手で江藤コーチの頭を押さえ、右手はギュッとひんやりとしたパイプを握り締めた。
ああ!、オレ、意識が吹っ飛ぶ! もうダメだ!
綿貫は心の片隅で叫んだ。
両乳首をつねられ、チンポを激しくしゃぶり上げられた綿貫は、それまで焦らされていた分、あっという間に昇り詰め、雄汁を江藤の口の中に何度も何度も、その度に腰を突き上げ、どくどくと放出した。
新たに加わった絡みつくような青臭い臭い。なんとも言えない虚脱感。綿貫はパイプ椅子にぐったりと大きな四肢を落とした。
無言ですくっと立ち上がった江藤は、少しの間放心状態の綿貫を楽しむように眺めた後、腰を曲げ、肉厚な唇に軽く接吻をし、坊主頭をグリグリと撫でる。そして、耳元で囁く。
「次の授業はちゃんと出ろよ♪」
それだけ言い残すと、江藤は更衣室を出て行った。
残された綿貫はなおも疲労と恍惚と後悔のごちゃ混ぜになった感情に浸っていた。そして心の中で呟く。
ちぇ、誘ったのはそっちじゃねぇか。
まるで違う現実から届いたように、奇妙に遠い感覚で、チャイムの音が聞こえてきた。
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