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藤巻舎人 脳内ワールド

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カテゴリー「クリスマス・WEB参加作品(06)」の記事一覧

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最高のクリスマス・ケーキ

    【06年 クリスマスWEB参加作品】

  最高のクリスマス・ケーキ


 誰も居ない、カーテンを閉め切った薄ら寒い美術室。黒板の前、俺たちは長々と唇を重ね、舌を絡めて楽しんでいた。
 今は終業式の真っ最中、だけどそんなのさぼって、ここぞとばかりに俺、皆川ヨシタケは、こいつ、笠間シュンイチといちゃついてるって訳。それでも、誘ってきたのは、シュンの方なんだぜ? 優しそうな顔して、意外とやることは大胆なんだよな、昔っから。


「んはっ、ハァ、ハァ、シュン、俺、もう・・・」
 俺は堪らず口を離し、おねだりするようにシュンの目を見つめる。
「ダメだって。キスだけって言ったろ?」
「けどさぁ・・・」
 そんなこと言ったって、もうキスだけで10分以上だぜ? 健全な高校生だったら限界だって。それだけなんて無理だって。それに俺は堪え性が無い。特にえっちい事に関しては。


「シュン、好きだぁぁ!」
『ゴン!』
「痛ぇぇ!!」
 隙を見て抱きつこうとしたら、シュンの奴、グーで頭小突いてきやがった!
「ゴラァ! シュン! てめえ何様だよ? ツンデレか? ツンデレっ子気取りか?!」
『ゴン!!』
「ぎゃっ!! む、無表情で殴るな! 怖ぇだろ!」
「だってウザイんだもん」


「う、ウザイ・・・?」
 出た! 顔に似合わず、この冷血人間め!
 だ、だけど、こいつの言葉にはなんか逆らえないんだよなぁ。昔っから尻に敷かれっぱなしだ。まさに鬼嫁だよ~。
「アレ? なんか言った?」
「べぇつに~」
 すると急にニコニコしながら顔を近づけてくる。俺は黒板に追い詰められる。
「な、なんだよ・・・」
「すねた顔もカワイイよ、タケちゃん♪」


 あぁ、この笑顔で、この声で、この言葉で、俺はいつも堕とされる。誘っておいて突き放し、かと思ったら近づいてくる。気まぐれだし、口悪いし、すぐ怒るし、時々遠くに感じることもあるけど、俺は違うシュンのことも知ってる。
 ホントは誰よりも熱血で、努力家で、頑固で、負けず嫌いで、気高くて、優しい。ずっと見てたから、わかる、信じられる。
 だから俺はシュンに惚れたんだ。


 にわかに廊下が騒がしくなってきた。どうやら終業式が終わったらしい。
「あ~あ、おまえがぐだぐだやってるから~」
 俺はさっきのお返しにと、肩でシュンの背中を押した。
「ぅんだよ、今日はおあずけだって最初に決めてたろ?」
 そう言って倍返しで肩をぶつけてくるシュン。
「おわっ」
 こいつ、ホント負けず嫌い。中学まで一緒にやってたサッカーの時もそうだった。自分がボールを取られたら、ポジションなんて関係ナシにどこまでも追いかけて取り戻す。良くも悪くも他人任せにしない。責任は自分でとる。


「クリスマスまで待ってなよ、タケちゃん」
 シュンは明るく笑う。 
「あ? うん」
 俺はこの笑顔に何度やられたか。
「今年はさ、ちょっと趣向を変えてみようかと思って」と教卓に寄り掛かって楽しそうに話すシュン。なんか秘密を打ち明ける小学生みたいだ。「最高のケーキを考えてあるんだ♪」
「マジで? どんなん?」
「それは秘密だよ~」


 シュンは料理が得意だ。特にお菓子が。ていうか、親父がフレンチのシェフで、母親はパティシェだから、成り行き上、ていうか血ってやつか?。そして俺は甘い物に目が無い。シュンとつきあってるのには、こんな理由もある。コイツの作るスィーツはハンパ無くウマイ!!
 そりゃぁ、ちゃんとした店のちゃんとした物にはかなわないけど、手作りのふわっとあったかい感じや、厳選された新鮮な材料を惜しげもなく使った感じがすごく伝わってくるんだ。そしてなによりも、シュンが作ったってことが、美味しさを特別なものにしていた。


「いいじゃん、教えろよ。ヒントだけでもイイからさぁ」
 俺は接近し、体を密着させ、耳元で囁く。これをついでにいちゃつこうとする。へへへ、一度点いちまった火はなかなか消えないもんだぜ。アソコだってガチガチのまんまだ。そぉ~ら、耳に息かけられて、シュンも感じて・・・って。
『ゴン!!』
「痛ぇえ!!」俺は額を押さえて引き下がる。「ななななんだよ! なんでおまえは我慢できんだよ!」


「オレだってタケとやりたいよ」
 シュンはいきなり俺の右手を取って、制服の上から自分の股間に押し付けた。思わず握ってしまう。うわ、すっげーでかくなってる。こ、こんなに俺のこと欲しがってるのに・・・。
 その勢いで俺を黒板に追い詰め、唇を重ねてきた。ねっとりと熱いシュンの舌と唾液が俺の口を犯す。息もつかせぬ猛攻。俺の中に入ってきて、絡ませて、捕らえて、掴んで、愛撫して、心も体も滅茶苦茶に掻き回してくる。
 はう~、頭が溶けそうだ。気持ちよくてのぼせちまう。
 ポ~としかけたところで、シュンは急に口を離した。
「イブまで待ってたら、ご褒美やるから、いい子にしてなよ?」


 俺は無言で首を何度も縦に振り、そのままずり落ちて、床にへたり込んでしまった。完全に骨抜きだ。もうなんでも言うこと聞きますよ。
 もしかして、これはシュンが俺のサンタということなのか?
「さっ、タケちゃん。そろそろ教室戻ろうぜ。終業式さぼったのばれたら、ココの鍵借りてるのもばれちゃうよ」
「あ? ああ・・・」
 忘我状態から我に返って曖昧な返事をし、ふらふらと立ち上がった。


 シュンは高校から美術部に入った。中学三年まではずっと一緒にサッカー部だった。むこうはMF、俺はFW。結構いいコンビだったのにな。シュンの無慈悲なキラー・パスに、俺が必死で追いついてシュートする。
 涼しい顔してどんどんパス出してくるから、俺は散々走りまわされた。良く考えてみると、プライベートでも似たような関係な気がする・・・。振り回されっぱなしだな。まぁ、それも気に入ってるんだけど。



 終業式も何事もなく終わり、俺たちは揃って校舎を出た。
「うう~、寒いっ!」
 俺はポケットに両手を突っ込んで、肩をすくめた。
「だって冬だし」
 隣でシュンがアホらしって感じで呟く。
「いや、あの、なんかさぁ、こう、ぶぅあぁ~!って燃えるようなコメント無いの? 高校生らしいさぁ。ねぇ、シュン君!?」
「う~ん、やっぱり、冬だよな~」
 シュンはそう言って、ぼんやりとした冷たい薄曇りの空を見上げ、はぁーっと白い息を吐いた。単なる気まぐれか、それとも溜息?


「なに、どったの? らしくないね」
 俺はいぶかしげに隣を見る。
「ん? 別に~。クリスマスの材料買わなきゃなーって思って」
「ふ~ん」
 なんか怪しいなぁ。こういう素直な時、シュンは何か悩んでるんだ。料理の勉強として、サッカーを辞めて美術部に入った時も、そうだった。
「おまえさぁ、もしかしてサッカーやりてぇんじゃねぇの?」
「なんで、そんな?」
「いや、なんか煮詰まったら、体動かした方がいいと思ってさ」
 俺、今さら何言ってんだろ。シュンが自分で決めたことだ、それが最善だったことなんてわかってるのに。なんだか恥ずかしくなった。浅はかな自分が。


「無い頭絞って、気ぃ遣わなくてもいいよ」
「な、俺はそういうつもりで・・・」
「わかってる」シュンは身を乗り出した俺の顔に手のひらを出して、言いかけた言葉を止めた。「後でちゃんと話すから。これから部活だろ? 頑張れよ! 夜にメールするから、じゃ、イブ、楽しみにな!」
 そう言ってシュンは、校門の方へ駆けて行った。
 なんだ? あいつ。なんかまた一人で背負い込んでるみたいだな。まぁ、後で話すっつうんだから、そういうことなんだろうな。
 俺は釈然としなまま、部室へと歩みを早めた。


「たっだいま~!」
 部活を終えてやっと家に着いた。誰も居ないと思ってたキッチンに明かりが点いていて、イイ匂いがする。
「おう、お帰り」
「あれ、オヤジ。店は?」
「丁度すいたから、晩飯」
 俺の父親は白衣のまま、テーブルについて賄い兼晩飯を食っていた。
「今日は何?」
「ビーフシチュー」
「おお、美味そう!」


 俺の家はジイちゃんの代から続く洋食屋なんだ。公園の入り口にあるから、街では『公園の洋食屋さん』で通ってる。結構地味にはやっていて、特に今のクリスマス・シーズンはかき入れ時で忙しい。
 俺も時々手伝いするけど、跡継ぎは兄貴に決まっていて、もう厨房にも入って修行してる。バイトの人もいるし、俺は、まぁ、好きなことをやらせてもらってるって訳。 


「今年もイブはシュンちゃんとこに行くんだろ?」
「ん? ああ」
 俺は冷蔵庫から牛乳を取り出した。紙パックから直接飲もうと思ったけど、オヤジに文句言われるの嫌だからコップに注いだ。
「毎年悪いな、クリスマスは家族でいられなくて」
「何言ってんだよ、今さら」
「笠間んところも夫婦揃ってそうだからさ、シュンちゃんのこと、よろしくな」
「わ、わかってるよ」
 言われなくてもそのつもりだっつうの・・・。俺は残りの牛乳も一気に飲み干した。


 俺のオヤジとシュンのオヤジさんは、昔っからの親友だ。なんでもフランスに料理の修行に行ってる時、向こうで知り合って、それからの仲だそうだ。そしてシュンの両親がこの街に引っ越してきてからは、家族ぐるみの付き合いになった。
 シュンの家族がウチの店に食べに来たり、俺たちがシュンのオヤジさんが働いてるホテルのレストランに食べに行ったり。シュンの母さんが働いてるパティスリーでケーキを買ってきたり、ウチの店のメニューにそこのケーキを加えたり。


 だからな、ここまででわかる通り、お互いの家は料理一家で、そしてクリスマスはそれぞれ一年で一番忙しい時期だといことも共通してるってことなんだ。
 シュンは一人っ子。俺は二人兄弟だけど、兄貴はいつも店の手伝いだった。自然、俺たち二人だけが残る訳で・・・。
 そこで寂しい思いをしないようにと、二つの家族の意向もあって、シュンと俺は毎年クリスマスを二人で過ごすことになった。最初は年毎に家を行き来してたけど、中学からはずっとシュンの家のマンションに俺が行くことにしていた。まぁ、向こうの方が誰もいなくて、いろいろ自由に出来るからな。そしてシュンの手料理も年々手が込んだものになりつつあった。プロ目指してるんだ、当然かもな。


 晩飯を食って、二階の部屋に上がったら、シュンからメールがきた。
 イブの日は、絶対遅刻しないように、だってさ。
 去年、サッカーの試合があって、俺が遅刻して行ったら、シュンの奴スッゲー怒って、マンションに入れてくれなかったもんな~。そこで俺が寒い玄関の外で謝り通して、やっと入れてもらったんだ。中入ったらシュンが泣いてて、「もう来ないのかと思ったじゃん! 寂しかったよ~」とか言うもんだから、俺、ものすごくグッときたんだ。あぁ、俺はこいつを泣かせたくない。ホント好きなんだって。
 ま、その後、シュンにめちゃめちゃイヤラシイ奉仕させられたんだけどな。イヤじゃなかったけど。
 そんなこと思い出してたら、なんだか出したくなってきた。俺は今日の美術室のことを思い浮かべ、チンコを弄りだした。


*****************************************


 イブの夕方、俺は店の厨房にちょっと顔を出して、シュンのところに行ってくるって声かけて、家で出た。シュンのウチに行くには公園を通り抜けた方が近いんだけど、今日は街中を通ることにした。ずっと部活で忙しかったから、まともにクリスマス雰囲気を味わっておきたかった。それに、シュンと会う前に、なんとなく気分をアゲておきたかった。
 今年の冬は寒さが厳しいらしい。俺はスタジャンのポケットに両手を突っ込み、マフラーに顔の半分をうずめた。
 夕闇に包まれた商店街は華やいでいて、ショーウインドーはキラキラしたツリーで飾られ、店の入り口にはそれぞれ趣向を凝らしたリースが掛かっていた。あちこちからクリスマス・ソングが漏れ聞こえ、なんだかウキウキしてくる。道行く人たち皆が、なにか期待に満ちた顔をしていた。
 そして、俺もいろんな期待で胸が高鳴る。シュンの手料理とか、プレゼントとか、えっちとか、えっちとか、あとえっちとか・・・ヤベ。


 マンションのドアを開けた瞬間言われたのは、「遅い!」だった。ちぇ、2,3分くらいイイじゃんよ~、と俺は靴を脱ぎながらぼやいた。
「料理は出すタイミングも大事なんだぜ!」廊下を歩きながらシュンは言った。
「ハイハイ、すみません」
 なんて強がってるけど、ホントは寂しかったんだよな~。そんなシュンの強情なところも好きだ。
ダイニングに入る途中、キッチンをチラ見したら、なんか知らんけど美味そうなものが準備されている様子。うは、腹減った!!


「さぁ、座るがイイ!」
 珍しくテンションが高いシュンを楽しみながら、俺はテーブルについた。輝くツリーとか、さりげなく置いてある花とか、飾り付けをシュンが一人で一生懸命やったのかと思うと、ぐっと込み上げてくるものがあった。俺だけのために・・・。
「じゃあ、とりあえず乾杯」
「ジンジャー・エールかよ、つまんね~」
「酔っ払うとタケは勃たねぇだろ?」
「ぐぅ・・・」
 こ、こいつなんでこんなに毒舌なの? 俺のこといじめて楽しい?
 くっそぉ~、今夜はめっちゃかわいがって、ヒィヒィ言わせてヤル!


 料理はパン、チーズ、温野菜のサラダ・バター風味、オイスターのクリーム・ポタージュ、そしてうずらの丸焼き。
 美味い、美味過ぎる!! こいつまた一段と腕を上げたって感じだ。
「相変わらず美味いな~。特にコレ、うずら? 俺初めて食べたよ!」
「そう?」
 シュンはホント嬉しそうにニコニコしながら、上手に肉を切り分けてくれる。
「鶏肉に似てるけど、なんかイイな、コレ。香り付けもイイし、サイコー!!」
 シュンが嬉しそうだと、俺も嬉しい。なんだかあったかい気持ちになる。


 いやいやいや、食った食った! なかなかイイ腹具合になって、俺たちはエスプレッソを飲みながら、テーブルでくつろいだ。
「さ~ていよいよ。本命クリスマスケーキなんだけど」
「うん」
「ちょっと準備があるから、タケ、あっちのオレの部屋に行ってて」
「なんだよ、もったいぶって」
「いいから、いいから、早く!」


 俺は追い立てられて、シュンの部屋に閉じ込められた。ったくもう~、とぶつくさ言いながら、部屋をちょっと物色してみる。まぁ、よく来てる部屋だから、目新しい物は無いんだけどね。けど、机の上に飾ってある写真は、新しくなっていた。先週撮っていた、俺のユニフォーム姿のだ。
 そうこうしてる間に、シュンの呼ぶ声が聞こえてきた。ようやく準備が整ったらしい。いったい今年はどんなケーキかな? うきうきしながら部屋を出て、いざダイニングへ・・・って??
「へ? ナニ? コレ?」


 驚いて、ていうか呆気にとられて、思わず訊いてしまった。
 でっかいテーブルの上はすっかり片付けられ、なんかビニールがいっぱいに広げられている。キッチンのカウンターにはクリームを絞る袋が幾つかと、イチゴなんかが盛られたボウルが置かれているだけだった。
「・・・、あっ、もしかして、これから作るのか? パイ生地捏ねるとか?」
「違うよ。生地はもうすっかり出来てる」とニヤリと笑みを浮かべるシュン。「ああ、デコレーションはこれからやるんだけどね♪」
 こんな顔をする時は、かならずろくでもないことを考えている証拠だ。
「ど、ドユコト?」


「タケが、ここに寝るんだよ」
「?? 寝る?」
「そう」
「俺が?」
「そっ。さぁ、脱いで!」
 な、ナンデスト??
「ぬ、脱ぐ?」
「何回も言わすなよ」シュンは不条理にも苛立たしく言った。「早く裸になって、テーブルに横になってよ!」


 なんとシュンが言うには、素っ裸になってテーブルに横になった俺の体に、クリームとかフルーツだとかを飾り付けるというトンデモ企画だった。
「や、イヤだぞ!? 俺は! なんか食べ物粗末にしてる感じじゃね? おまえ将来シェフ目指してるやつがしてイイの?」
 俺は焦って訳のわからない言い訳を口走る。するとシュンが迫ってきて、俺をテーブルに追い詰める。
「違うよ。粗末になんてしないよ。ちゃんと、オレ、全部食べるもん」シュンは俺をテーブルに押し倒し、耳元で熱っぽく囁く。「オレ、タケのこと食べたいんだ・・・」
 ヤラレタ。その一言で、俺は何も抵抗出来なくなった。


 ビニール・シートが敷かれたテーブルの上でキスをし、体を絡め合いながら、シュンは服を脱がせ始めた。催眠術にかかったように俺はされるがままで、シュンが脱がせ易いように腕や腰や脚を動かした。
 気が付けばすっかりひん剥かれた俺は、丸裸でテーブルの上に横たわっていた。なんかもの凄くイケナイことをしている気がして、恥ずかしくなって股間を手で隠した。
「シュン・・・、俺ぇ・・・」
「ほら、なに隠してんだよ! 手ぇどけろ! ケーキは動くな」
 そう叱られて渋々手を外した。すげーアホなシチュなのに、次第にどきどきが止まらなくなって、チンポもちょっとずつ大きさと角度を増していく。は、恥ずかしいぃよ~!!


「さぁ~て、どっからいこうかな♪」
 クリーム絞りを構えて、狙いを定めるように横たわる裸の俺を眺め回すシュン。ああ、そんなにじっくり見ないでクレ!!
「あれれ? なんか既に興奮気味?」シュンは茶化すように言う。「じゃあ、サービスとして、最初はココからだ!」
 そう言って、右の乳首にクリームを絞り出した。
「ああぁ・・・」
 少しヒヤっとする質量感のある感触が、右の乳首を包み込む。しかもその微妙な重さが、ずっと乳首に残って離れない!
「どんな感じ?」
「どんなって・・・、なんかじわじわ乳首を触られてる感じ・・・」
「ほい、続いて左も!」
「あぁ・・・んん」
「うわ!、ナニ、これ? なんか自分でやっててすっげ~エロいよ? この絵。タケ、見てみて!」
 お、俺の両乳首に、クリームが綺麗に渦を巻いてのっかってる!!?
ありえない状況だー!! しかし、それがまた未知の興奮を誘う!!


 そんな感じでクリームを絞りだしていくシュン。腋の下にチョコレート・クリーム。ヘソと勃起したチンポにはカスタード・クリーム!! 裏筋にクリームをのせられていく感触が堪らなく変でいやらしくて、もうそれだけでいっちゃいそうだった。
「そして乳首にイチゴをのせて完成!!」
 な、な、なんだこれ!? いったい俺、どうなっちゃってんの?? バンザイしたままの姿勢でテーブルに横たわって、腋の下と乳首とヘソとチンポをクリームで飾られ、しかも乳首にはイチゴまでのっけてる!!
 だけど、こんなアホな状況でも、なんか底知れない期待感がふつふつと湧き起こってきて、どきどきが止まらないんだよね。今までに無い緊張と興奮、そしてそんな震える俺を見つめる大好きなシュン。


「さて、どこからいただこうかな?」
「あの~、シュン? シュン君?」
「コラ、ケーキは喋んない」
 そう言ってシュンはニヤつきながら俺の口元にクリーム絞りを持ってきた。
「ハイ、あーんして?」
「な、なに!モガっ?*・♂×!!」
 シュンの奴、いきなり口の中に生クリームを搾り出してきやがった!
「ダメ、口閉じないで! 飲み込むな!」
 俺が口の動きを止めると、いきなりキスしてきた。いや、それはキスというより、俺の口を食べにきた、と言った方が正しいかもしれない。


 あああぁ・・・、なんかすげぇ。甘くてトロトロで激しくていやらしいくて美味しい。お互いの舌が絡まりあって、クリームが混ざり合って、濃厚な唾液を飲み込んで。食欲と性欲は似ているとよく言うけれど、俺たちは今、それらを同時に味わってる訳で、興奮も二倍、なんてもんじゃないよ! もう昇天しそう。
 クリームでべとべとになった唇が、ゆっくりと離れていく。最後まで、お互い舌先をくっつけている。離れても、濁った唾液の糸で淫靡に繋がっている。
「ハァ、ハァ、ハァ・・・」
 息苦しくて荒い呼吸をしながら、ぼーっとした目でシュンの顔をみつめる。ヤバイよ。もうスイッチが入っちまった。止めらんないよ、もっと美味しいのが欲しいよ。


「イチゴ、食べたくない?」
 シュンが囁く。
「うん、食べたい」
「残念。ケーキは喋んなって言ったろ? これは罰ゲームだね」
 また始まった。シュンが責めの時はアホみたいに焦らしまくる。いつも俺は堪らなくなって、許しを請うんだ。例に漏れず、シュンは意地悪してイチゴを無視して、チョコクリームが塗りたくってある腋の下に顔を埋めてきた。
「ああ! ソレ、ちょ、ダメだって! くすぐってぇ~!」
「もう、おとなしくしてろよ~。上手く舐めらんないじゃん」
 シュンは再びクリームだらけの腋の下をベロベロと舐めてきた。俺、もうスゲ~感じまくって、耐えられない! くすぐったくて、気持ちよくて、ハァハァ喘ぎ声が止まらない。


「シュン! もうホント許して~! ハァ、ハァ、ああぁ!」
 テーブルを回り込んで、反対の腋の下もしっかりなめなめしてくれるシュン。完全降伏だ。なんだって言うコト聞きますよ。一生ついていきますから~、許してくれ~!
「う~ん、タケちゃんの腋の下はチョコの味だね~♪」
「そりゃそうだろ! ハァ、ハァ、クリームついてんだから」
「タク、その口を塞がないとな~」顔を起こして、シュンが意地悪く見下ろす。「もっとイジメられたい?」
 俺は涙目のまま、黙って首を激しく横に振る。
「おとなくしてられる?」
 うんうんとうなずく。
「じゃあ、ご褒美にイチゴをあげようかな」


 俺の乳首の上にのったイチゴを一つ口に頬張ると、シュンは俺の口に顔を近づけ、唇を貪ってきた。
 あああ~!! こ、これはイチゴ味のキス!! 美味しい! すごく美味しい!! 甘酸っぱくて、爽やかで、それでいてシュンの味がして、マジとろける~! ジュパジュパと砕けた果肉と果汁がお互いの口の中で混ざり合い、二枚の舌がそれを狂ったように掻き回し、奪い合い、求め合う。
「んはぁ」
 イチゴの汁まみれになった唇がやっと離れる。既に意識は朦朧、俺はシュンの奴隷状態。
「しゅ、シュン・・・」
 もっと、もっとおまえが欲しいよ。
 すると心を読んだみたいに、シュンはもう一つのイチゴを口に咥え、更に激しく口を吸ってきた。二匹の獣のように絡まり合う舌。
 んん~、もう息を吸うヒマも惜しいくらいだ!


「さ~て、次はどこにしようかな~?」
 シュンはテーブルの端に立って、裸の俺を視姦する。
 ああ~、もうチンコが我慢出来ないってヨダレたらしてるぅ。俺は潤んだ目でシュンに訴えかける。お願いだから、早くぅ~。
「じゃあ、次は、タケの一番大好きな乳首だな」
 ち、乳首キタ===!! ヤバイよ激ヤバだよ。こんなんで乳首責められたら、俺、マジでケダモノみたいに狂っちまうカモ・・・。ちょっと口を開こうとしたけど、またシュンに「喋るな」なんてどやされるといけないから、ゴクリと生唾を飲み込んだ。


「それでは」シュンはおごそかに俺の目を見つめながら言う。「タケの乳首をいただきます」
 いやらしく口を開き、一気に生クリームごと乳首に喰らいついてきた。
「ああぁっ!!」
 俺は短い悲鳴をあげ、体をびくっと痙攣させ、激しくよじる。
 マ、マ、マ、マジで、本当に食べられてる気分だ! シュンに俺、食べられてる!! そう思うと、もうぶるぶる震えがくるほど気持ちよくて、体強張らせて、喘ぎ声が止まらなくて、チンポからはキラキラ光る熱ぅ~い欲蜜がトロトロと湧き出してくる。
「ああぁ! シュン! シュン!! 俺、おれ、ヤバイ、イイよぉ~」
 シュンは俺の声に応えるようにベロベロと美味そうに乳首を舐めてくる。その舐めかたが、普段のシュンからは想像出来ないくらい、ケモノみたいに激しく、いやらしく、野生的だった。唇をすぼめて強く吸引してきたり、仔犬みたいにクリクリと甘噛みしてきたと思ったら乳頭をチクリとキツク引っ掻いたり、舌先で押し潰すみたいにべろべろ舐めて回してきたり。俺は喉が嗄れるほど大声で喘ぎ、目を強くつむり悶え苦しんだ。体中にジンジンと響き渡る快感の鐘の音はチンポに直結して、まるで音叉みたいに共鳴し合う。気持ち良さ倍増で、もう気も狂わんばかり。
 性欲と食欲、二つの本能が激しく燃え上がり、俺たちは二匹の動物、ケダモノになっていった。


「へへ♪、タケの情けない声、最高にカワイイよ」
「シュン、頼むから! もうガマンできねぇよ!」
 俺は体をくねくねとくねらし、快感に悶絶する。もうチンポから出すことしか考えられない。
「ナニ? タケはどこを食べて欲しい?」
「ぐぅ・・・あぁ、それは・・・」
 はぁぁぁ、ここまできて焦らすかよ、このひねくれ者がぁぁ。もう腰がテーブルから浮いて、ビンビンに反り返ったチンポを突き出して、その先端からは限界汁が糸を引いて、裏筋に沿って塗られたカスタードクリームがぶるぶると揺れている。
「お、お、俺の、チンポを、食べてくれ」
 ぼそっと囁く俺。
「え? もう一回言ってよ」
 ニヤニヤと笑うシュン。
「あぁ、もう! チンポ食べてくれ! 頼むから、お願いですから、俺を食べてくれ! シュンに食べて欲しいんだよ! ていうかシュンが欲しくて堪んないんだよ! だからさぁ、早くぅ・・・」


 シュンは俺の体をテーブルの端まで引っ張り、脚をM字開脚させ、股間に顔を近づける。そしてピトっと二つのタマの間に舌を添えた。
「あぁっ」
 俺はびくっと脚を震わせる。シュンの熱い舌は、そこからゆっくり上へと這い上がり、付け根からは唇全体で肉棒をねぶり上げていく。
 俺の体はゾクゾクする快感で次第に弓なりにのけ反り、震えながら更にチンポで天を突く。
「あ、あ、あ、しゅ、シュンんんん~」
 シュンの口はとうとう裏筋を昇り詰め、先端の割れ目をクリーム混じりの舌先がえぐった。
「あああんっ!!」


「ひぃ、ダメ! あっ、あっ、あっ、はぁ・・・」
 我慢出来ずに、とうとう射精してしまった。びゅっびゅっと勢い良く何度も放出された精子は、俺の顔面や、髪の毛まで飛んだ。全身の力が抜け、テーブルにぐったりと横たわる。
「ハァ、ハァ、ハァ・・・シュン・・・」
「あ~あ、まだまだこれからなのに~。まだヘソのクリーム舐めてないのに~。タケはほんと堪え性無いな~」
「そ、そんなこと言ったって・・・」
 俺は叱られた子供みたいに半ベソで言った。あれ以上我慢してたら、マジで暴れだしそうだったのに。
「だってさぁ、まだ秘密兵器残ってたのにぃ」
「なんだよ、秘密兵器って・・・」
 俺は呆れて言った。
「蜂蜜だよ」
「は、蜂蜜?」
 それはいったいどこにどんなふうに使うんですか?? にわかに期待と興奮が舞い戻ってくる。体の奥で消えかけていたモノが、チリチリとくすぶり始める。


「アレ? やっぱ気になる?」むくむくと首をもたげる俺のチンポを見て、シュンが意地悪そうに訊く。「そんなに試してみたい? タケはそうとうなスケベだな~」
 そう責められて、ますますチンポが固くなる。あぁ、俺、ホントもうダメだぁ。
「じゃあ、タケ、四つん這いになって♪」
 なんだよ、ケーキは動かないんじゃなかったのかよ、と思いながらも口には出さず、言いなりのままに四つん這いになる。シュンは突き出された俺のお尻の穴を見つめる。そ、そんなに見るなよ~!
 その穴に、蜂蜜がたっぷり垂らされる。ああ~、なんだよコレ?! ねっとりと重いモノが、穴の辺りに・・・。その感触だけでじわじわと感じてしまう。
「さ~て、タケの蜜をたっぷり味わうとしますか♪」
「あああぁぁぁ~!!」


 シュンは思いっきりお尻の穴に吸い付いてきた。体に力が入らず、上半身がへたっとテーブルに伏せてしまう。するとまるで土下座した状態でもっともっとっておねだりしてるみたいに更にお尻が突き出される。
 ああっ! 俺の穴が、舐められてる。じゅるじゅると舐められて、吸われて、そしてヌルヌルとシュンの舌が、入って・・・。俺は気持ちよくて苦しくて、テーブルに敷かれたビニールに額をこすりつける。
「んんんっ・・・あぁぁ・・・あぁぁ・・・」
「タケ、タケのお尻、すごく甘くていやらしくてウマイよ!」
 シュン、シュン! 気持ちイイよ~、ていうかもうそれどころじゃないよ~! もっと、もっと欲しい、シュンが欲しい。そしてもっと俺を無茶苦茶に食べてくれ。シュンになら、体丸ごとあげられる。さあ、全部やるよ! 俺は全部おまえのもんだ! 俺はもうシュン無しでは生きていけない! 離れられない! シュン、シュン、好きだ、大好きだ!


 そんなエロ・クリスマス・ディナーは夜中まで繰り広げられた。その後疲れ切った俺たちは風呂に入って、シュンがクリームと蜂蜜と汁でべとべとになった俺の体を丁寧に洗ってくれた。その洗い方がまたいやらしくて、俺のチンコは自分でも恥ずかしくなるほど性懲りも無く大きくなり始め、シュンはそれを見て笑いながら口に含んでくれた。ねっとりと亀頭に絡みつく舌、柔らかく肉棒を撫でる唇。
「あぁ、シュン・・・すげぇよ・・・」
 そしてまたの射精。いったい何発目だ?
 なんだか至れり尽くせりで、シュンの貪欲なまでのサービスが良すぎて、ちょっとだけ変だなって思ったけど、有り余る幸福感がそれを覆い隠した。


 風呂で暖まって、そのままシュンのベットに二人でもぐり込んだ。ちと狭いけど、今夜くらい、一緒に眠りたかった。
「なぁ、タケ、起きてる?」
「・・・ん?」
 背中にくっついていたシュンが、暗闇の中話しかけてきた。
「オレさぁ」
「ナニ?」
「高校卒業したら、フランスに行こうと思うんだ」
 それは、突然の告白だった。普通に考えたら何もおかしなことではなかった。むしろ自然なことだろう。だけど、俺は今まで考えないでいた。このままずっとこんな生活が続いて、ずっとシュンと一緒で、楽しいことだけが繋がっていくんだと思っていた。そう思っていたかった。
 でもな、そんなのありえない。すべては変わっていくし、否応無く背中を押されて、前に進んで行くしかないんだ。
「なんだよソレ。ウソだろ? ナニ? またつまんねぇギャグ?」
 本気だとわかっていたのに、信じたくなくて俺は抵抗した。その現実に、少しでもあらがいたかった。まるでそうすれば、シュンが考えを変えてくれると思っているかのように。


「残念だけど、マジなんだよね」
 シュンはちょっとだけ笑いながら言った。それが気に食わなかった。なんだよ、笑って言うコトかよ。ちょとは惜しめよ、残念がれよ、悲しめよ!
「俺、なんか、帰るわ」
 そう言ってパジャマの上にスタジャンを羽織っただけで、俺はスタスタとシュンの部屋を出て、マンションも出て、エレベーターに乗って下におりて、外に出た。凍てつく寒さだった。だけど意地はって、そのまま歩き始めた。荷物は後日にすればいい。パジャマは借り物だけど、まぁいいか。
 夜の公園はなんだか不気味だけど、明るい月がかろうじて照らしてくれた。蒼い光と木々が造る闇のコントラストが美しくさえあった。
 俺、クリスマスに何やってんだろ・・・。


 一時の感情で飛び出してきたものの、既に後悔していた。もうどうやってシュンに謝るかを考えている。よせばいいのに、だけどあの時は我慢出来なかった。やっぱ堪え性がないんだよね。ハァ、あと一年チョイで、高校も卒業、シュンともお別れ。シュンの居ない未来なんて、想像出来ネェな。卒業後のことと一緒で。
 時間は無慈悲だ。あぁ、止まってくれればいいのに。このまま、この時に。ずっと、ずっとこのまま・・・。


 くっそう、寒ぃ~。俺は肩をすくめ、歩みを速めた。
「オイ! タケ! 待てよ!!」
 シュンの声だった。俺は反射的に振り返る。すると闇の中から、パジャマ姿のシュンが走ってくるのが見えた。あのバカ! そんな格好で!
「バカ! なんで来たんだよ!」
「ハァ、ハァ、やっと追いついた」
 シュンは俺の肩に両手を乗せ、うつむいて息を整えた。
「風邪引くだろ! これ着ろよ」
 そう言ってスタジャンを肩からかけてやる。
「いいよ、タケが風邪引く」
「いいから着てろ!」


「タケ・・・」シュンはまだハァハァしながら、顔を上げて見つめてくる。月の蒼が、横顔を照らす。瞳に強い意志が揺らめく。「好きだよ。今までも好きだったし、今も好きだし、これからも好きだ」
 ここまで歩いてくる間に、バカな俺の頭もさすがに冷えていた。ここでつっぱねたら、多分一生後悔する。それくらい、わかるし、俺だってシュンが好きだった。
「俺も、好きだ」
 シュンは抱きついてきて、俺はきつく抱き締めて、唇を重ねた。寒いクリスマスの夜にふさわしく、熱いキスだった。


 抱き合ったまま、額をくっつけてシュンの目を覗き込む。
「俺、待ってるから。いいかな? 待ってても」
「待っててくれ。そうしてくれたら、オレも嬉しい」
「どれくらい?」
「わかんない。一年か、二年か・・・。自分で納得するまで向こうで修行するつもり。オレ一人で勝手に決めてゴメンな?」
「いいよ。どうせ相談しても変えなかったろ? おまえはいつもそうだ」
「なんだよソレ。オレがいつもワガママみたいじゃん。タケがいつも迷惑役みたいじゃん」
「あれ? 違ったっけ?」
 シュンは眉間に皺を寄せて額をゴリゴリとこすりつけてくる。
「いだだだ、冗談です、ごめんなさい」
「浮気すんなよ」とシュン。
「そっちこそ。っうか、時々戻ってくるんだろ?」
「うん。浮気調査」
「マジで?」
「ウソ。タケに会いに。そしてフランス仕込のえっちを」
「むこうで仕込まれてどうすんだよ」
「あっ、そうか」 
 シュンは無邪気に笑った。
「おまえなぁ、危ないのはシュンだろ」


「まっ、話しは戻っ・・ハァックション!!」
「やっぱ風邪ひくだろ!」
「だから、マンション戻ろ? ね? タケ♪」
 月明かりの下、シュンは光と闇を湛えて笑った。誰もが抱えている二つのもの。笑顔は、この光と闇の架け橋なんだと思う。どちらに偏っても、上手く笑えない。
 ああ、この笑顔、失いたくない。失わせない。失えるはずがない。
 急かすシュンに従って、来た道を戻る。
「そういや、まだプレゼント渡してないよね」とシュン。
「そうだ、忘れてた」
 俺たちの笑い声が、蒼く暗い森にこだまする。道は月が照らしてくれる。決して明るくも、真っ直ぐでも、平坦でもないけど、俺たちは二人で歩いていく。そう決めたんだ。
 二人なら、案外遠くまで行けそうな気がするんだ。




     <おわり>


***************************************



 【作者後書き】

どもども、藤巻舎人です。クリスマス・WEB初参加でっす。どうぞお見知りおきを。

どうでしょう? やっぱり高校生は年齢高いですかね? クリスマス・WEBでは。まぁ、読んでやってください♪

一応ベタベタ、甘々(いろんな意味で)に仕上げてみたのですが・・・。また、やり過ぎだ! なんて叱られそうww けどイイんでっす! こんなん大好きですから!!

ここまで読んでくれた方々、どうもアリガトウでありんす。感想・要望なんてのがありましたら、遠慮なくどんぞ♪













 
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自己紹介:
藤巻舎人(フジマキ トネリ)です。
ゲイです。
なので、小説の内容もおのずとそれ系の方向へ。
肌に合わない方はご遠慮下さい。一応18禁だす。

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