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藤巻舎人 脳内ワールド

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カテゴリー「兄弟気分」の記事一覧

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作者後書き

いかがだったでしょうか?

『兄弟気分』

かなり書くの遅くて、申し訳ないす。
それに、立花の話が途中で終わってしまい・・・。

次に機会に、陽スケと立花と櫂の三角関係なんか、
書いてみたいと思います!!

ではでは、次の作品をお待ち下さいな!!
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兄弟気分(12)

「あぁん、オレ、オレ、スケベになっちゃうよぉ! 気持ちイイよぉ!!」
 櫂は叫んで、チンポを扱く俺の手を握ってきたけど、もうすでに遅かった。白濁とした体液が勢い良く何度も噴出し、自分の無防備な腹の上にいやらしく落ちていった。 発射するたびに、体をこわばらせ、ビクンビクンと小刻みに震わせ、短い悲鳴をあげた。


 激しい射精が終わったり、次第に櫂のチンポが手の中で勢いをなくし、萎れていく。その感覚が、切なく、たまらなくいとおしかった。
 しばらくお互いがそれぞれの余韻に浸る。
 そして、先に我に返ったのは俺だった。
「櫂・・・、ダイジョブか・・・?」
 ずっとベッドに沈んでいた櫂は、今眠りから覚めたみたいにぼんやりと答える。
「・・・、うん」
 そしてゆっくりと上半身を起こす。
「いっぱい、でちゃったなぁ、これがオレのチンポから出てきたって思うと、なんか恥ずかしいよ・・・」
「別に、みんな出してるモンだぞ」
「み、みんなこんな気持ちイイことしてんの?」
「い、いや、みんなってことはないケド。まぁ、やってる奴はやってんだろ」
 青臭いにおいが立ち上ってくる。体を起こしたから、精子がドロリと流れ落ちる。


「冷たいだろ。拭いてやるよ」
 俺はハッとしてティッシュを探す。
 腹にぶちまけられた体液を拭いてやる。
 櫂はおとなしく腹を見ている。
「なんか、パリパリする」
 なんて笑いながら、うれしそうに言った。
「あとで、風呂入れよ」
「陽ちゃんも一緒に?」
「ば、バカ! そりゃ無理だろ」
「別におかしくないだろ? 男同士なんだし」
「いや、まぁ、そりゃそうだけど・・・」
 なんだ? なんで俺がドキマギしなきゃならないんだ?
「陽ちゃんも、出したいんじゃないの?」
 櫂はそう言って膨らんだままの俺の股間に触れた。
 まだ裸のままの櫂。坊主頭の顔が、モノ欲しそうに見上げてきた。


「こ、今度な! 今度!!」
 俺は顔が赤くなるのを隠すのに、ベッドから立ち上がり、ドアの方を向いた。
「早く服着ろ。それと、お母さんとお父さんが心配してたからな。ちゃんと機嫌なおせよ。メシもちゃんと食え」
「うん。わかったから、また陽ちゃん、ココに来てくれる?」
「お、おまえ・・・」
 ん、なんか俺の方が誘われてるんですけど。
「じゃないと、また、オレ機嫌悪くなるかも~♪」
「このヤロ~!!」
 俺はまだベッドの上にいる櫂に飛び掛り、押し倒す。
「今度はもっと気持ちイイことしてやるよ」
 そして、生意気で柔らかな唇を、口に含んだ。

兄弟気分(11)

 目の前に、勃起して、熱く脈打つ櫂のチンポがある。挑発的に、天井を突くように首を上げている。見られていることに気づいて、櫂はうつむき、恥らう。
 その体には、貧弱な草むらみたいな陰毛以外、毛らしい毛は生えていない。すべすべの肌に、まだ幼い肉体。小さな玉を二つ収めた袋が、キュっと縮こまっている。
「そ、そんなに見んなよ・・・」
 薄っすらと額に汗をかきながら、櫂が呟く。
 ベッドの上に全裸で膝立ち、完全な無防備で勃起したチンポを見せ付けている。幼い体が、全体で羞恥を感じ、同時に性欲を燃え上がらせている。ますます興奮が募る。
「スケベな格好」
 無意識に、言葉がこぼれた。
「なっ! こ、これは!! 陽ぉ・・・」
 櫂が慌てていい訳しようとする。
「裸で、チンコおったてて、すげぇスケベ」
「違うよ! スケベなのそっちだろ!!」
「知ってるか? チンコから出てるヨダレは、スケベなこと考えて、スケベなことしたいのに、スケベなことして欲しいのに我慢してる時に出るんだぜ」
「そんなぁ・・・」


 櫂の顔がみるみる内に紅潮していく。すかさずスケベ汁でヌラヌラになった櫂のチンコを握る。
「うあぁっ・・・」
 その瞬間、櫂は甘い喘ぎとともにぐにゃりと曲がるように腰を落とす。
 俺はゆっくりと汁を塗り広げながら、チンコを扱いてやる。
「あぁ、陽、チャン・・・ダメだって・・・」
「なんでダメなんだ? 気持ちイイだろ?」
「気持ちイイけど、そんなにしたらぁ」
「そんなにしたらどうなるんだよ」
 次第に櫂の体はベッドの上に崩れ落ちていく。まるで降参した犬みたいに、腹を見せて横になる。
「あぁ!! 陽ちゃん、ダメだって、ダメェ!!」
 よがり声は悲鳴に変わる。
「ホラ、チンコ扱かれて、感じてるんだろ?」
「あん、あん、あ、あぁ!!」
 扱く手の動きは、自然と速く、激しさを増していった。
「あぁん、オレ、オレ、スケベになっちゃうよぉ! 気持ちイイよぉ!!」

兄弟気分(10)

 背後にから体を抱きすくめる俺を、首をひねって見上げていた櫂は、急に動きだし、束縛から抜け出した。
「これ以上やられたら、スグいっちゃいそうだから・・・」
 ベッドの上、壁にもたれ、両膝を立て、開いた状態の俺の真ん中で四つんばいになり、櫂はいたずらっぽく笑う。スケベ心と、幼さと、恥ずかしさが混ざった顔に、ドキドキさせられる。
 なんてカワイイ顔するんだよ・・・。


「だから、今度はオレが陽ちゃんに気持ちイイことしてやるよ」
「え? バカ、そんなこといいよ・・・」
 四つんばいのまま櫂は顔を近づけ、言葉を続けようとする俺の口を唇と舌で塞いできた。
 まるでソフトクリームを舐めるみたいな、甘く子供っぽい舌使い。だけどそのつたない感じが、逆に真剣で、一生懸命で、責められている気持ちを昂ぶらせる。
「次はココだね」
 不意に口を離した櫂が、俺のTシャツをめくり上げる。
「な、櫂ぃ・・・」
 露になった腹、胸、そして乳首。
 櫂は躊躇なく乳首を口に含んだ。
「あぁ、んんん・・・」
 子犬がミルクを舐めるように、ぴちゃぴちゃと音をたて、柔らかく柔らかく舐めてくる。だけど時折不慣れに歯が当たり、鋭い痛気持ち良さが襲う。それまで穏やかに快感を味わっていた俺が、その度に小さく声を上げると、櫂は口の動きを止め、ちょっと顔を見上げてくる。あられもなく素で感じているところを、しかも中学生の櫂に見られて、たまらなく恥ずかしくなってしまう。
「はぁ、はぁ、はぁ、・・・櫂ぃ・・・」
 堪らず、名を呼んでしまう。


「陽ちゃん」櫂が下を向いて言う。「陽ちゃんのチンポ、もうビンビンだな。オレのみたいにヨダレ垂らしてるんだろ?」
 つむっていた目を開け、自分の股間を見下ろす。見なくてもわかってる。ズボンを痛いくらいに押し上げ、黒い染みをつくってる。そして、上半身を起こし、膝立ちになった櫂のチンポも、まだまだ薄い陰毛の中から、突き上げるように勃起して、皮に覆われた先端から、ヨダレをトロトロと垂らしていた。

兄弟気分(9)

 唇を重ね、ねっとりと舌を絡めながら、自分だって櫂に負けないくらい興奮していることを自覚した。
 決心したとはいえ、櫂はまだ中学生、オナニーだってしていたかどうかわかったもんじゃない。もちろん、他人にチンコ扱かれるなんて初めての体験なわけで。しかも男に。
 いいのかな、いいのかな、ってずっと不安と焦りがあるわけで。コイツの初めての相手がこんな俺で、しかも男だなんて。だけど、櫂も俺のこと好きみたいだし、求めてたみたいだし、それは男が好きってことになるわけで、なんていろいろ言い訳を思い浮かべてみる。
 そうこうしている間にも、櫂はカワイイ舌を一生懸命に俺の動きに合わせて動かしている。顔を真っ赤に火照らせながら、気持ち良さで恍惚の表情を浮かべながら、今にも意識が飛んでしまいそうなトロンとした薄目で、俺の顔を見つめている。言葉にならない言葉が、伝わってくる。
 あぁ、陽ちゃん、陽ちゃん、陽ちゃん・・・・。


 俺にこの幼い、溢れんばかりの櫂を、受け止めることが出来るかな。
 先走りでヌルヌルなチンコを、包皮の上からやわやわと優しく、大切に刺激しながら、思う。
 俺だって、そんなに経験あるわけじゃない。高校の頃、部活の先輩と何度かしただけだ。あとは自分のオナニーの延長線上みたいなもんだ。
 グミみたいにクニクニした乳首を摘む。敏感な櫂は即反応して、ビクッと体をつんのめさせる。つたない舌の動きが止まり、新しい快感に溺れてしまう。
 ああ、何もかもが新鮮で、かわいくて、幼くて、もっともっといじりたくなる。もっともっと櫂が欲しくなる。ダメだ、櫂を好きになってしまう、ていうか、好きで好きでたまらない。いったいいつからこんな感情が? 疑問や後ろめたさが、頭をよぎるけど、抑えられそうにもない。


「櫂、好きだよ」
 ずっと吸っていた口を離し、櫂を見つめながら囁く。
 言ってしまった。遂に言ってしまった。これでもう、後戻り出来ない。
 俺は答えを待つように、チンコと乳首を責める動きを止める。
「陽、ちゃん。・・・俺も好き」甘えたように、櫂は呟く。「ずっと好きだったよ。ずっと陽ちゃんが欲しかった」
 濡れた唇から、とろけそうな言葉が、トクトクと溢れ出してきた。

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プロフィール

HN:
藤巻舎人
性別:
男性
趣味:
読書 ドラム 映画
自己紹介:
藤巻舎人(フジマキ トネリ)です。
ゲイです。
なので、小説の内容もおのずとそれ系の方向へ。
肌に合わない方はご遠慮下さい。一応18禁だす。

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