櫂の唇は、まるでマシュマロのように柔らかく、新鮮な果物のように瑞々しく、後から後から果汁みたいに唾液が溢れ出てきた。火傷しそうなくらい熱い口と、幼い動きながら俺を必死で求めてくる舌。
ああ、クソ!! こんな子供なのに、俺は堪らなく興奮している。それは櫂にもいえることだ。ピチャピチャとイヤラシイ音をたててキスをしながら、櫂の股間を盗み見ると、心臓の鼓動に合わせるみたいに、ビクビクと脈打っている。
俺はそっと手を伸ばし、櫂のチンポを優しく包んだ。
「んんっ・・・」
櫂が思わず甘い呻き声を漏らす。舌の動きが、次第にままならなくなる。チンポを扱かれる快感に、ゆっくりと支配されていくのがわかる。
普通に扱いたらさっきみたいにスグにイッてしまいそうなので、あくまで柔らかく優しく、揉み解す。はちきれんばかりの硬いチンポから、強烈な拍動が伝わってくる。
「よ、ヨウ、ちゃん・・んん」
キスの動きはすでに止まり、今では口は離れ、まるで苦しんでいるみたいに顔を歪める櫂。
そうだ、狂おしいほどの気持ちイイんだろ?
もう、腹はくくった。徹底的に男の気持ち良さを叩き込んでやる。
亀頭を皮ごと優しく扱く。少しだけ覗く先から溢れる欲蜜で、チンポ全体がぬらぬらになっている。櫂は相変わらず「あぁ、あぁ・・・」と短い喘ぎ声をあげている。日に焼けた顔が赤く染まり、初めて他人に自分のチンポを触れられ、扱き上げられる快感にどっぷりと浸り、溺れている。
「あぁ、陽ちゃんん・・・」
なんだ、さっそくもっと欲しがってるのか?
「ん? どうした?」
「陽ちゃん、ああん、オレ、オレ・・・」
ほとんど泣き出しそうな声。
「なんだよ」
「オレ、ああ、あん、オレ、なんか、わかんないケド、ああん」
「気持ちイイか?」
その問いに、櫂はクシャっと顔をしかめて、激しくうなずいた。
「陽ちゃん、ああ、気持ちイイよぉ~、オレ、おかしくなりそうぉ・・・」
半ベソの懇願に、俺は答えてやることにした。
Tシャツの中に左手を入れ、櫂の片方の乳首を指でクリクリと転がしてやる。
「んんんっ・・・あん」
「乳首が感じるか?」
「ええ、乳首? そんな・・・んん」
「どうだ、櫂は、乳首いじられて気持ちイイか?」
「そ、そんなトコ・・・」
おそらく乳首なんて初めてなんだろう。
「ああぁぁぁ・・・陽ちゃぁんん・・・」
櫂は堪らず後ろにのけぞり、余りの快感に自分で体を支えきれなくなったようで、俺の口を再び求めてきた。
俺は優しく、櫂の口を受け止めてやった。
PR