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藤巻舎人 脳内ワールド

藤巻舎人の小説ワールドへようこそ! 18歳以下の人は見ないでネ

   

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兄弟気分(10)

 背後にから体を抱きすくめる俺を、首をひねって見上げていた櫂は、急に動きだし、束縛から抜け出した。
「これ以上やられたら、スグいっちゃいそうだから・・・」
 ベッドの上、壁にもたれ、両膝を立て、開いた状態の俺の真ん中で四つんばいになり、櫂はいたずらっぽく笑う。スケベ心と、幼さと、恥ずかしさが混ざった顔に、ドキドキさせられる。
 なんてカワイイ顔するんだよ・・・。


「だから、今度はオレが陽ちゃんに気持ちイイことしてやるよ」
「え? バカ、そんなこといいよ・・・」
 四つんばいのまま櫂は顔を近づけ、言葉を続けようとする俺の口を唇と舌で塞いできた。
 まるでソフトクリームを舐めるみたいな、甘く子供っぽい舌使い。だけどそのつたない感じが、逆に真剣で、一生懸命で、責められている気持ちを昂ぶらせる。
「次はココだね」
 不意に口を離した櫂が、俺のTシャツをめくり上げる。
「な、櫂ぃ・・・」
 露になった腹、胸、そして乳首。
 櫂は躊躇なく乳首を口に含んだ。
「あぁ、んんん・・・」
 子犬がミルクを舐めるように、ぴちゃぴちゃと音をたて、柔らかく柔らかく舐めてくる。だけど時折不慣れに歯が当たり、鋭い痛気持ち良さが襲う。それまで穏やかに快感を味わっていた俺が、その度に小さく声を上げると、櫂は口の動きを止め、ちょっと顔を見上げてくる。あられもなく素で感じているところを、しかも中学生の櫂に見られて、たまらなく恥ずかしくなってしまう。
「はぁ、はぁ、はぁ、・・・櫂ぃ・・・」
 堪らず、名を呼んでしまう。


「陽ちゃん」櫂が下を向いて言う。「陽ちゃんのチンポ、もうビンビンだな。オレのみたいにヨダレ垂らしてるんだろ?」
 つむっていた目を開け、自分の股間を見下ろす。見なくてもわかってる。ズボンを痛いくらいに押し上げ、黒い染みをつくってる。そして、上半身を起こし、膝立ちになった櫂のチンポも、まだまだ薄い陰毛の中から、突き上げるように勃起して、皮に覆われた先端から、ヨダレをトロトロと垂らしていた。
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プロフィール

HN:
藤巻舎人
性別:
男性
趣味:
読書 ドラム 映画
自己紹介:
藤巻舎人(フジマキ トネリ)です。
ゲイです。
なので、小説の内容もおのずとそれ系の方向へ。
肌に合わない方はご遠慮下さい。一応18禁だす。

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