背後にから体を抱きすくめる俺を、首をひねって見上げていた櫂は、急に動きだし、束縛から抜け出した。
「これ以上やられたら、スグいっちゃいそうだから・・・」
ベッドの上、壁にもたれ、両膝を立て、開いた状態の俺の真ん中で四つんばいになり、櫂はいたずらっぽく笑う。スケベ心と、幼さと、恥ずかしさが混ざった顔に、ドキドキさせられる。
なんてカワイイ顔するんだよ・・・。
「だから、今度はオレが陽ちゃんに気持ちイイことしてやるよ」
「え? バカ、そんなこといいよ・・・」
四つんばいのまま櫂は顔を近づけ、言葉を続けようとする俺の口を唇と舌で塞いできた。
まるでソフトクリームを舐めるみたいな、甘く子供っぽい舌使い。だけどそのつたない感じが、逆に真剣で、一生懸命で、責められている気持ちを昂ぶらせる。
「次はココだね」
不意に口を離した櫂が、俺のTシャツをめくり上げる。
「な、櫂ぃ・・・」
露になった腹、胸、そして乳首。
櫂は躊躇なく乳首を口に含んだ。
「あぁ、んんん・・・」
子犬がミルクを舐めるように、ぴちゃぴちゃと音をたて、柔らかく柔らかく舐めてくる。だけど時折不慣れに歯が当たり、鋭い痛気持ち良さが襲う。それまで穏やかに快感を味わっていた俺が、その度に小さく声を上げると、櫂は口の動きを止め、ちょっと顔を見上げてくる。あられもなく素で感じているところを、しかも中学生の櫂に見られて、たまらなく恥ずかしくなってしまう。
「はぁ、はぁ、はぁ、・・・櫂ぃ・・・」
堪らず、名を呼んでしまう。
「陽ちゃん」櫂が下を向いて言う。「陽ちゃんのチンポ、もうビンビンだな。オレのみたいにヨダレ垂らしてるんだろ?」
つむっていた目を開け、自分の股間を見下ろす。見なくてもわかってる。ズボンを痛いくらいに押し上げ、黒い染みをつくってる。そして、上半身を起こし、膝立ちになった櫂のチンポも、まだまだ薄い陰毛の中から、突き上げるように勃起して、皮に覆われた先端から、ヨダレをトロトロと垂らしていた。
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