『ガチャン』
と折りたたみ式のドアが開き、ガチっていうより、少しムチっとした、日焼け跡がエロい先輩が、股間をタオルで隠して入ってきた。
先輩は黙ってプラスチックのお風呂椅子に腰掛け、風呂オケにお湯を溜めて、かけ流し始めた。
あわわわ、目の前に、裸の先輩。プールとは違う、リアル裸。腋毛が見える。乳首が見える。小麦色の肌を流れ落ちる水滴が、なまめかしい。そしてタオルで隠された股間。上のほうに薄っすらと見える陰毛。
もう、ヤバイ。抑えるどころか、痛いくらいに勃起してる。頭がジンジンする。湯気で溢れる風呂場が、ぐわんぐわんと揺れている。
「浅見ぃ、まだ頭洗ってないだろ? 先に洗えよ。交代しよ」
「・・・・・・」
「浅見?」
「・・・・・・・」
「ど、どうした? おまえ、なんか顔が・・・」
腰にタオルを巻いた先輩が立ち上がった。
俺は湯船からザバッと飛び出し、先輩を壁に押し付けた。
「先輩! こ、これってなんなんすか? 誘ってるんすか?」
「あ、あさ・・・」
俺は一気にまくし立てる。
「先輩エロ過ぎですよ、ダメっすよ、我慢できねぇすよ。先輩が悪いんですよ? 一緒に風呂入ろうなんて。もう、止めらんねぇすよ?」
腰に巻かれていたタオルを、俺は乱暴に剥ぎ取る。半勃ちなのか、これが通常なのか、先輩のチンポはふてぶてしいデカさで、でろんとぶら下がっている。先輩は俺の脈打つチンポと自分のモノを見比べるように視線を交互に移す。すると先輩のものがムクムクと、本当にそんな音が聞こえてきそうなほどに生々しく、太さと角度を増していくのがわかった。
先輩は、細い糸目を更に細め、苦しいように眉間にシワを寄せた。
ハァ、ハァ、ハァ・・・。
お互いの熱く荒い息遣いが響く。
「先輩が悪いんすよ」
俺は言い訳するように低く呟き、しゃがみ込んで、まだ柔らかさを残す先輩のチンポを右手で握り、仮性の包皮を引き下ろし、ツヤのある真っ赤な亀頭を露わにすると、迷わず口に頬張った。
「はぁぁっ・・・」
か弱い悲鳴と共に、先輩は大きく後ろにのけ反った。
俺はなにもかもが初めてで、もう無我夢中で、それこそ先輩のチンポをホントに呑み込んでしまうほどに、激しく欲しがった。右手で肉茎の根元を押さえ、左手は先輩の尻肉を鷲掴みにして、引ける腰を逃がさないように押さえた。
「あっ、あっ、浅見・・・、そんな、そんなにしたら・・・」
裏筋辺りを舌先でぐにぐに責めてやる。大き目の亀頭を上唇でまんべんなく撫でる。同時にタマ袋を揉みほぐす。袋の中で二つのタマが遊びまわる。先輩の腰が、貪欲そうに前後に動く。俺を、欲しがってる。
「あぁ、んん~、んん~ん」
まるで仔犬みたいな喘ぎ声を漏らす先輩。俺はチラリと上を見る。そこには糸目をこれ以上ないくらいトロンとさせて、口をいやらしく半分開いた先輩の顔があった。うわっ、スゲーかわいくてエロい!! 俺、こんな顔、こんな顔させたかったんだよ、先輩に! ああ、もっといやらしく乱してやりてぇ!!
俺は肉棒を愛撫しながら口を下に滑らし、タマ袋を直接レロレロと舐め上げる。同時にチンポを強く握ると、先割れから、大量の蜜が溢れ出してきた。
「あっ、浅見、浅見・・・」
先輩は腰を引いてせつなげに俺の名前を呼ぶ。俺はむっちりとした太腿に腕をまわし、逃げるタマ袋を追って、口に含んで転がす。先輩は堪らず俺の頭を手で押さえ、引き離そうとするけど、力が入るはずもない。むしろその抵抗が責める気持ちに火を灯す。
「あぁ、オレ、オレ、もう・・・」
先輩はそう呟いて湯気で曇る天井を仰ぎ見る。ボコっと突き出た喉仏がセクシーだ。
「先輩、気持ちイイすか?」
チンポを焦らすようにゆっくりと扱き上げながら、俺は問い詰める。
「ええ・・・」
言葉を濁し、開いているか閉じているか分からない目で、おれを朦朧と見下ろす先輩。
「こんなに濡らしちゃって♪」
「そ、それは・・・浅見が・・・」
「俺のせいですか?」
そこで俺は先輩の濡れそぼった亀頭を掌でこねくり回した。
「ああ! それは! ダメっ!・・・!」
ビクンと一瞬腰が跳ねる。だけど後ろは壁で、それ以上退けない。俺はさらに亀頭を責める。
「あっ、浅見! 頼むから! それはっっ」
先輩は耐え切れず腰を曲げて、俺の上に覆いかぶさってきた。
えへへ、なんか俺の手の動き次第で、先輩を操ってる感じ。あのカワイイ先輩が、俺の手でどんどんエロくなってく、俺に懇願している、すげぇ楽しい!
そこで脱衣所に誰かが入ってくる気配がした。俺たちの動きは一瞬止まる。
「ねぇ、正人ぉ」
は、母上の声だ!!
「いつまで入ってるの?」
「ああ! いま・・・あん」
先輩が答えようとしたその隙に、俺はイタズラ心で、先輩の未だギンギンのチンポを咥え込んだ。
「バカ・・・ヤメロ・・・」
小声で必死に抵抗する先輩がまたさらにカワイくて、俺は無視して激しく頭を前後させる。
「あぁ・・・くはぁ・・・」
なんとか喘ぎを噛み殺そうとする先輩。快感とのせめぎ合いの顔が、最高にエロい!
「ねぇ、正人ぉ、聞いてる?」
「はぁ!・・・あん」
「ちょっと、小学生じゃないんだから、お風呂で二人して遊ばないでよ?」
あまり激しくしゃぶり上げるので、いやらしい音が響きだす。先輩は咄嗟にシャワーをひねってお湯を出した。
「わ、わかったから、んん・・・」
「あら、パジャマとか出してあげたの?」
「んん、んん・・・」
「二階にお布団あったかしら?」
「あん、あった・・・あぁ」
先輩がかなり本気で抵抗しだした。もうそろそろ限界が近いようだった。この辺で勘弁してやるか、と思ったけど、先輩の緊張と気持ちよさと拒否と哀願と欲望とその他諸々が入り混じった表情を見たら、もっと責めたくなった、もっと追い込んで、複雑な顔をさせたくなった、最後までイカせたくなった。
俺は激しくしゃぶり、肉棒を扱いた。
「わかった? 早くあがってよ?」
カリのカサの部分を引っ掛けて、強くしゃぶる。
「あぁ、うん、うん」
「ちゃんとわかってる?」
逞しい胸筋に手を伸ばし、ツンと勃った肉豆を指先で摘む。
「ひゃ、は、ハヤク!」
「のぼせないでよ?」
「だ、ダイジョブ・・・」
そして脱衣所にドアが閉まる気配がしたと同時に、先輩の顔が歪み、
「ああ! 浅見!! ダメ!!」
「うひゃ!」
びゅっ、びゅっ、と白濁の液が飛ぶ度に、先輩は体を大きく震わせた。「あぁ、あぁ、あぁ・・・」
「えへへ、先輩、どうでした?」
「浅見、このバカヤロウ!」
ええ?? ヤバ、やり過ぎたか? 怒ってる? と思って恐る恐る見上げた。そしたら、先輩は意外にも、泣いていた。涙をボロボロとその細い目から流して、鼻水を垂らして、本気で泣いていた。
「浅見ぃ、おれ、もうホントつらくて、苦しかったんだぞぉ。げど、気持ちよくて、おまえもやめネェし、オレ、もうホント訳わかんなくなって、だから、つらくて、気持ちよくて、ああぁぁ~、どうしてくれんだよぉ~」
立ち膝の俺の胸に抱きつき、激しくしゃくり上げる先輩。日に焼けた広い背中が、すご愛おしく思えた。
「ゴメンね、先輩。俺、やり過ぎたよ、だからホラ、もう泣かないで・・・」
そう言って、綺麗な肌の背中を撫でてやる。
やり過ぎた、と反省し、罪悪感に包まれながらも、あの先輩を泣かせたというゾクゾクする快感と興奮が、ふつふつと湧き上がってきていた。
この人を、もっと泣かせてぇぇ!!
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